第14回 佐藤圭奈さんをゲストに迎えて!
- 2016/10/26
- 04:51
第14回 いずのくにクラシック、今回お届けした曲をご紹介します
今回はいずクラ初!ゲストをお迎えしての放送でした!!
ゲストはピアニストの佐藤圭奈さん

佐藤圭奈さんのデビューCD 「Träumerei」 から曲をお聴きいただきながら、楽しいお喋りのあっという間の一時間でした。

J.S.バッハ作曲 フランス組曲第5番, BWV816
シューマン作曲 子供の情景, Op.15: VII. トロイメライ
四日町のベイスターズさんのリクエストにお応えして
グリーグ作曲 自作の歌曲によるピアノ曲 Op.52-4 ソルヴェーグの歌
アイナー・ステーン・ネックレベルク(ピアノ)
メンデルスゾーン作曲 ロンド・カプリチョーソ Op.14
私と圭奈さんの縁は深く、既に年齢の半分以上のお付き合いになります。
どこかでつながる不思議な縁と、巡り合い?(腐れ縁??笑)がたくさんあり、もはや運命としか思えないような関係でありますね。 と私は思っているのですが
一方的な思いこみでないことを祈ります!笑
そんな私たちのコンサートがあります!是非是非、どなたもお気軽にご来場下さいませ!!
詳細・お申込みはこちらへどうぞ
http://kyokokaise.com/
よろしくお願い申し上げます。

朝早くから伊豆の国市にいらしていただき、我が家で合わせ練習をしてからの生放送
うっかりと写真を撮り忘れ、本番数十秒前のこんな圭奈さん盗撮ショットしか残っておりません。 嗚呼 二人でも撮りたかった・・・

いつもは一人のお喋りで、黒い壁に向かって語りかけるような気持ちwなのですが、お相手がいるととってもスムーズに言葉が出てきます!!
今回圭奈さんを番組初のゲストとしてお迎え出来たことが嬉しく、時間を忘れるような楽しい放送でありました
放送中にも偶然が
四日町のベイスターズさんより、8月のサンウェルぬまづで初めて圭奈さんの演奏をお聴きになられ「ストレートかつ、抒情的!奥深いおもむきのある空間 まるで北欧ような風景・・・」 と感じられたというメッセージをいただきました。思わずうんうん、と頷くほど共感
私にとっての圭奈さんのイメージも近いところがあるのですが、ソロではなく、連弾での演奏からもすぐさまその魅力を感じていただけた事に二人で驚きました。
そして、実は「北欧」というのも、圭奈さんにとって縁の深い地であるのです
圭奈さんが留学先のハノーファー音大で師事されていたのは、フィンランド人のラエカリオ先生。
そして、今回おかけしたソルヴェーグの歌の演奏は、ノルウェー人のグリーグの名手、名教授であるネックレベルク先生。ハノーファー音大の元教授であられました。
圭奈さんもレッスンを受けられたり、お友達にネックレベルク門下生も多く、レッスン室も隣の隣で近かったとか。
圭奈さんの音には、北欧からの響きも感じられるのかもしれませんね
滲み出る音の不思議・・・

私と圭奈さんを巡る偶然といえば
私たちが留学生活最後に師事した先生は同じ、マルクス・グロー先生なのです。
この話は少し複雑なのですが・・・
圭奈さんは2006年よりハノーファー音楽演劇メディア大学(以下、ハノーファー音大)に留学され、前述のラエカリオ先生に師事をします。
ところが、ラエカリオ先生がハノーファー音大を退官し、アメリカのジュリアード音楽院にうつられることになります。
ドイツで勉強を続ける選択をした圭奈さんは、ちょうど育休明けで教授職に戻られたマルクス・グロー先生に師事し、引き続きハノーファーで勉強をされました。
その後、香港国際コンクールで第2位入賞、V.アシュケナージと共演をされたり、一層彼女の魅力が輝きだします
・
・
それから数年後、2013年の夏。ラピツカヤ先生との突然の別れに、呆然としていた私。
ラピ先生の教えを受けたくてベルリンに来たのに、大事な大事な自分の中心部がグラグラと揺らぐような衝撃・・・
ショックを引きずる日々の中、ベルリン芸術大学で勉強を続けるためには、一刻も早くに学内で新たな先生を探して直談判し、そのクラスに籍を置かせていただく必要があります。
他の門下生も同様です。
既に長く在学していた私にとって、ラピツカヤ門下生のイメージが強く、そしてその教えも濃いものであり、残り少ない学生期間を考慮すると学内での移籍(?)はあまり前向きに考えられるものではありませんでした。
そんな時に、学校より内々に「新しい教授が迎えられる」という情報をうかがいます。
「マルクス・グローが来るよ」
異動、退官、亡くなられるなど、ここ数年の教授の先生方の欠員もあってか、近年何度か教授試験が行われていたようです。
学生の間で、グロー先生が新たな教授として来るかもしれない という噂はあったのですが、正式な情報はなく、噂にすぎないのかな・・・ といったところでありました。
ところが偶然にも、ラピ先生が亡くなられるとほぼ同時にハノーファー音大からベルリン芸術大学にうつられることになったのです。
マルクス・グロー教授はドイツ人、ベルリン芸術大学のご出身。ベルリン在住。
エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝の経歴もお持ちの現在46歳の現役ピアニストで、世界中を飛び回られています
若くしてハノーファー音大の教授に就任されますが、ハノーファーにはベルリンからの長距離通勤で、なかなか大変な様子を圭奈さんからうかがうこともしばしば。
出身校のスターでもあり、これからのドイツ音楽界を担っていかれる大事な演奏家でもある。
そんなところからも、母校であるベルリン芸大では、グロー先生が来るかも・・と噂が聞かれることもあったのかもしれません。
圭奈さんから先生のお話をうかがっていたこと、そしてまだお若く、一線で活躍されているドイツ人ピアニストであることにも魅かれ、グロー先生とお会いし、晴れてクラスに受け入れていただけることになりました。
なので、私はグロー先生のベルリン芸大での第一期生になりますね。
・
・
・
と、こんな偶然もあったのです
このエピソードは少し複雑なので、一度の説明では伝わりにくいことが多いので、なかなかお話する機会もないのですが
今回圭奈さんゲストの機会に思い切って書いてみました。
このエピソードも11月3日にお話してみようかなー
皆様、是非是非 こんな私たちの演奏を聴きに
11月3日「2016音楽の贈り物」にいらして下さいね!!
お互いのソロあり、連弾あり、トークあり、お楽しみ抽選会
も予定しております
和やかな会です。
というわけで、芸術の秋シリーズに相応しいゲストをお迎えしてのいずクラでした!!
こちらがマルクス・グロー先生
いつかのブログにも載せた写真 懐かしい・・・

次回の放送は11月8日 14時~
芸術の秋シリーズ第三弾! テーマは
オペラの魅力
お楽しみに~~~
京子

今回はいずクラ初!ゲストをお迎えしての放送でした!!

ゲストはピアニストの佐藤圭奈さん


佐藤圭奈さんのデビューCD 「Träumerei」 から曲をお聴きいただきながら、楽しいお喋りのあっという間の一時間でした。



四日町のベイスターズさんのリクエストにお応えして


アイナー・ステーン・ネックレベルク(ピアノ)

私と圭奈さんの縁は深く、既に年齢の半分以上のお付き合いになります。
どこかでつながる不思議な縁と、巡り合い?(腐れ縁??笑)がたくさんあり、もはや運命としか思えないような関係でありますね。 と私は思っているのですが

そんな私たちのコンサートがあります!是非是非、どなたもお気軽にご来場下さいませ!!
詳細・お申込みはこちらへどうぞ

よろしくお願い申し上げます。

朝早くから伊豆の国市にいらしていただき、我が家で合わせ練習をしてからの生放送

うっかりと写真を撮り忘れ、本番数十秒前のこんな圭奈さん盗撮ショットしか残っておりません。 嗚呼 二人でも撮りたかった・・・

いつもは一人のお喋りで、黒い壁に向かって語りかけるような気持ちwなのですが、お相手がいるととってもスムーズに言葉が出てきます!!
今回圭奈さんを番組初のゲストとしてお迎え出来たことが嬉しく、時間を忘れるような楽しい放送でありました

放送中にも偶然が

四日町のベイスターズさんより、8月のサンウェルぬまづで初めて圭奈さんの演奏をお聴きになられ「ストレートかつ、抒情的!奥深いおもむきのある空間 まるで北欧ような風景・・・」 と感じられたというメッセージをいただきました。思わずうんうん、と頷くほど共感

私にとっての圭奈さんのイメージも近いところがあるのですが、ソロではなく、連弾での演奏からもすぐさまその魅力を感じていただけた事に二人で驚きました。
そして、実は「北欧」というのも、圭奈さんにとって縁の深い地であるのです

圭奈さんが留学先のハノーファー音大で師事されていたのは、フィンランド人のラエカリオ先生。
そして、今回おかけしたソルヴェーグの歌の演奏は、ノルウェー人のグリーグの名手、名教授であるネックレベルク先生。ハノーファー音大の元教授であられました。
圭奈さんもレッスンを受けられたり、お友達にネックレベルク門下生も多く、レッスン室も隣の隣で近かったとか。
圭奈さんの音には、北欧からの響きも感じられるのかもしれませんね


私と圭奈さんを巡る偶然といえば
私たちが留学生活最後に師事した先生は同じ、マルクス・グロー先生なのです。
この話は少し複雑なのですが・・・
圭奈さんは2006年よりハノーファー音楽演劇メディア大学(以下、ハノーファー音大)に留学され、前述のラエカリオ先生に師事をします。
ところが、ラエカリオ先生がハノーファー音大を退官し、アメリカのジュリアード音楽院にうつられることになります。
ドイツで勉強を続ける選択をした圭奈さんは、ちょうど育休明けで教授職に戻られたマルクス・グロー先生に師事し、引き続きハノーファーで勉強をされました。
その後、香港国際コンクールで第2位入賞、V.アシュケナージと共演をされたり、一層彼女の魅力が輝きだします

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それから数年後、2013年の夏。ラピツカヤ先生との突然の別れに、呆然としていた私。
ラピ先生の教えを受けたくてベルリンに来たのに、大事な大事な自分の中心部がグラグラと揺らぐような衝撃・・・
ショックを引きずる日々の中、ベルリン芸術大学で勉強を続けるためには、一刻も早くに学内で新たな先生を探して直談判し、そのクラスに籍を置かせていただく必要があります。
他の門下生も同様です。
既に長く在学していた私にとって、ラピツカヤ門下生のイメージが強く、そしてその教えも濃いものであり、残り少ない学生期間を考慮すると学内での移籍(?)はあまり前向きに考えられるものではありませんでした。
そんな時に、学校より内々に「新しい教授が迎えられる」という情報をうかがいます。
「マルクス・グローが来るよ」
異動、退官、亡くなられるなど、ここ数年の教授の先生方の欠員もあってか、近年何度か教授試験が行われていたようです。
学生の間で、グロー先生が新たな教授として来るかもしれない という噂はあったのですが、正式な情報はなく、噂にすぎないのかな・・・ といったところでありました。
ところが偶然にも、ラピ先生が亡くなられるとほぼ同時にハノーファー音大からベルリン芸術大学にうつられることになったのです。
マルクス・グロー教授はドイツ人、ベルリン芸術大学のご出身。ベルリン在住。
エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝の経歴もお持ちの現在46歳の現役ピアニストで、世界中を飛び回られています

若くしてハノーファー音大の教授に就任されますが、ハノーファーにはベルリンからの長距離通勤で、なかなか大変な様子を圭奈さんからうかがうこともしばしば。
出身校のスターでもあり、これからのドイツ音楽界を担っていかれる大事な演奏家でもある。
そんなところからも、母校であるベルリン芸大では、グロー先生が来るかも・・と噂が聞かれることもあったのかもしれません。
圭奈さんから先生のお話をうかがっていたこと、そしてまだお若く、一線で活躍されているドイツ人ピアニストであることにも魅かれ、グロー先生とお会いし、晴れてクラスに受け入れていただけることになりました。
なので、私はグロー先生のベルリン芸大での第一期生になりますね。
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と、こんな偶然もあったのです

このエピソードは少し複雑なので、一度の説明では伝わりにくいことが多いので、なかなかお話する機会もないのですが

今回圭奈さんゲストの機会に思い切って書いてみました。
このエピソードも11月3日にお話してみようかなー
皆様、是非是非 こんな私たちの演奏を聴きに
11月3日「2016音楽の贈り物」にいらして下さいね!!
お互いのソロあり、連弾あり、トークあり、お楽しみ抽選会


というわけで、芸術の秋シリーズに相応しいゲストをお迎えしてのいずクラでした!!
こちらがマルクス・グロー先生


次回の放送は11月8日 14時~
芸術の秋シリーズ第三弾! テーマは


お楽しみに~~~



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