ピティナ初審査/情報アップ
- 2016/07/01
- 17:18
ホームページに新しい情報をアップしました
こちらをご覧下さいませ!
7&8月は色々な機会がたくさん
オリンピックと共に充実の夏
になりそうです。
昨年に引き続き、サンウェルぬまづでのコンサートもあります
入場無料ですが、7月4日9時より受付開始です。
こちらの情報もホームページにアップしております。
席数も限定されており、入場には整理券が必要となりますので、是非お早めにお問い合わせ下さいね!
先週末は、初めてコンクールの審査員をつとめてまいりました。
私もかつての出身者でありますが、ピティナ・ピアノコンペティションの広島市内地区予選にての審査です。
広島は初めてうかがいました。
実は、以前に旅行を計画していたのですが、都合により断念したことがあり・・・念願の広島
会場は安佐南区、2年前に大きな災害にあわれた場所ですね。
私が広島入りした時にも、大雨が降り続き、テレビで警報がずっと出ておりました。
ご一緒させていただいた審査員でも、熊本からいらした先生がおられ、地震やその後のことをおうかがいし・・・
胸が痛くなるような思いでありました。
小学校に入る前の子供たちから高校生までを聴き、全員にコメントも書きます。参加人数は130人以上!
朝に会場入りし、終わった時は真っ暗でした
終わったらさぞ疲れているだろう・・と思いきや、予想とは違う疲れを感じつつ、充足感に満たされておりました。あっという間に時間が過ぎていました
今までは参加をする立場でありましたが、必死に練習し、本番で何が起こっても最後まで辿りつくのだ・・・寄らば切るぞ!えい!!
くらいの「強さ」を持って臨んでおりました
しかし、今回初めて審査をする側になり、審査員の気持ちや、聴いているポイント、コンテスタントとして大事なことが何なのか、などたくさんのことを知りました。
これまでも審査をされた方からお聞きしたことはありましたが、実感を持って分かることの大切さ
ああ、ガリガリかじりつくようにコンクールで弾いていた自分に、この気持ちを教えてあげたい
事前の準備も含め、審査をすることもどれだけ大変であるか・・・ 全ての曲に目を通し、分析し、そして演奏もしてみる。
直前には、自分の練習よりもこちらの準備に時間を割き、納得いくまで勉強してみました。
参加する側での準備ももちろんものすごい大変でありますが、それとはまた違う大変さ、責任を感じます。
今まで審査をして下さった先生方に、改めて感謝の思いが沸いてきますね。
そして、血のにじむような思いと勇気を持ってステージに立つコンテスタントに、とにかくベストを尽くしてほしい!あなたらしい音楽を聴かせてほしい! という気持ちでおりました
きっと、多くの審査員の先生方は同じ気持ちであると思います。
今回担当させていただいた地区もレベルが高く、日本の音楽教育が全体的にかなり高い水準にあることを身を持って感じました。
たとえ思い通りにいかないところがあったとしても、皆さん最後まで立派に弾いてステージを終えていきます。
私なりに思ったこと、さらにこうすると良くなるのではないかな、などアドバイスも含め、コメントを書かせていただきました。
書きながら、ああ これ自分にも言えることだな・・・ と何度思ったことでしょう
また一つ、新たな音楽との向き合いを通して、色々なことを感じ、知った一日でありました。
ご一緒させていただいた先生方やスタッフの皆様にもたくさんお世話になり、とっても温かい雰囲気を作っていただきました
心より感謝申し上げます。
この夏は他にも予定があり、たくさんの新しい出会いがありそうです
とっても楽しみです!
そして、せっかくの広島だったので駆け足で少し観光も

オバマ大統領の鶴、長い行列が出来ておりました。
外国人の方がとても多かったですね

ちょうど上にハトが
戦後71年を迎え、これまでの復興とここまでの発展に思いを馳せると途方に暮れていくよう
戦後もう71年がたったのか、いや、まだ71年しかたっていないのか・・・
気付くとふとしたきっかけで新たな動きに押し流され、核や民族の関わりもどんどん変わりつつあるこの頃
2016年の日本が、このような国になっているとは誰もが想像出来なかったのではないかな、と思います。
良い意味でも、一見そうではない意味でも
私は戦争を知らない世代でありますが、まだその時代のことを生で聞いて、触れることが出来る世代です。
簡単に外国と行き来が出来るようになり、私でもその恩恵にあずかってベルリンで勉強をさせていただける幸運に恵まれました
ベルリン生活で知った多くの世界のこと、改めて気付いた自分の国のこと、いまだに名残・感情がある中での人々の向き合い方など、音楽の勉強以上に得た大きなきっかけでありました。
少しでも多くの襞を心にしのばせ、生きていくことは大事なのではないかな、ということは導いた一つの答えでもあります。
これから(おそらく)まだまだ続いていく人生の中、どんな時代になっていくのでしょう・・・
そして自分がいなくなった後の世界もどう展開していくのだろう・・・
そんなことを思った広島滞在でありました

京子

7&8月は色々な機会がたくさん


昨年に引き続き、サンウェルぬまづでのコンサートもあります

こちらの情報もホームページにアップしております。
席数も限定されており、入場には整理券が必要となりますので、是非お早めにお問い合わせ下さいね!
先週末は、初めてコンクールの審査員をつとめてまいりました。
私もかつての出身者でありますが、ピティナ・ピアノコンペティションの広島市内地区予選にての審査です。
広島は初めてうかがいました。
実は、以前に旅行を計画していたのですが、都合により断念したことがあり・・・念願の広島

会場は安佐南区、2年前に大きな災害にあわれた場所ですね。
私が広島入りした時にも、大雨が降り続き、テレビで警報がずっと出ておりました。
ご一緒させていただいた審査員でも、熊本からいらした先生がおられ、地震やその後のことをおうかがいし・・・
胸が痛くなるような思いでありました。
小学校に入る前の子供たちから高校生までを聴き、全員にコメントも書きます。参加人数は130人以上!
朝に会場入りし、終わった時は真っ暗でした

終わったらさぞ疲れているだろう・・と思いきや、予想とは違う疲れを感じつつ、充足感に満たされておりました。あっという間に時間が過ぎていました

今までは参加をする立場でありましたが、必死に練習し、本番で何が起こっても最後まで辿りつくのだ・・・寄らば切るぞ!えい!!
くらいの「強さ」を持って臨んでおりました

しかし、今回初めて審査をする側になり、審査員の気持ちや、聴いているポイント、コンテスタントとして大事なことが何なのか、などたくさんのことを知りました。
これまでも審査をされた方からお聞きしたことはありましたが、実感を持って分かることの大切さ

ああ、ガリガリかじりつくようにコンクールで弾いていた自分に、この気持ちを教えてあげたい

事前の準備も含め、審査をすることもどれだけ大変であるか・・・ 全ての曲に目を通し、分析し、そして演奏もしてみる。
直前には、自分の練習よりもこちらの準備に時間を割き、納得いくまで勉強してみました。
参加する側での準備ももちろんものすごい大変でありますが、それとはまた違う大変さ、責任を感じます。
今まで審査をして下さった先生方に、改めて感謝の思いが沸いてきますね。
そして、血のにじむような思いと勇気を持ってステージに立つコンテスタントに、とにかくベストを尽くしてほしい!あなたらしい音楽を聴かせてほしい! という気持ちでおりました

きっと、多くの審査員の先生方は同じ気持ちであると思います。
今回担当させていただいた地区もレベルが高く、日本の音楽教育が全体的にかなり高い水準にあることを身を持って感じました。
たとえ思い通りにいかないところがあったとしても、皆さん最後まで立派に弾いてステージを終えていきます。
私なりに思ったこと、さらにこうすると良くなるのではないかな、などアドバイスも含め、コメントを書かせていただきました。
書きながら、ああ これ自分にも言えることだな・・・ と何度思ったことでしょう

また一つ、新たな音楽との向き合いを通して、色々なことを感じ、知った一日でありました。
ご一緒させていただいた先生方やスタッフの皆様にもたくさんお世話になり、とっても温かい雰囲気を作っていただきました

心より感謝申し上げます。
この夏は他にも予定があり、たくさんの新しい出会いがありそうです

とっても楽しみです!
そして、せっかくの広島だったので駆け足で少し観光も


オバマ大統領の鶴、長い行列が出来ておりました。
外国人の方がとても多かったですね

ちょうど上にハトが
戦後71年を迎え、これまでの復興とここまでの発展に思いを馳せると途方に暮れていくよう

戦後もう71年がたったのか、いや、まだ71年しかたっていないのか・・・
気付くとふとしたきっかけで新たな動きに押し流され、核や民族の関わりもどんどん変わりつつあるこの頃

2016年の日本が、このような国になっているとは誰もが想像出来なかったのではないかな、と思います。
良い意味でも、一見そうではない意味でも
私は戦争を知らない世代でありますが、まだその時代のことを生で聞いて、触れることが出来る世代です。
簡単に外国と行き来が出来るようになり、私でもその恩恵にあずかってベルリンで勉強をさせていただける幸運に恵まれました

ベルリン生活で知った多くの世界のこと、改めて気付いた自分の国のこと、いまだに名残・感情がある中での人々の向き合い方など、音楽の勉強以上に得た大きなきっかけでありました。
少しでも多くの襞を心にしのばせ、生きていくことは大事なのではないかな、ということは導いた一つの答えでもあります。
これから(おそらく)まだまだ続いていく人生の中、どんな時代になっていくのでしょう・・・
そして自分がいなくなった後の世界もどう展開していくのだろう・・・
そんなことを思った広島滞在でありました




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