ラストスパート in Berlin
- 2015/03/26
- 09:15
いよいよベルリンでの生活もあとわずか。
必要な手続き、荷物の整理片付け、コンサート、いろいろな人に会ってお別れをし、練習もしつつレッスンも…等々……怒涛のラストスパートです。
日々いろいろなことをしながらも、時間を見付けてはベルリンの好きな場所に行っております。
一部を振り返ってみます。
こまめにブログをアップ出来たらいいのですが、ついついサボりがちになってます;^^ どどんとまとめてのアップです!
テンペルホーフ空港跡の公園。ちょっと暗いですが…よく運動したり、黄昏たりしてましたw

私がベルリンに来た2008年秋はまだ空港として使用されていましたが、その後閉鎖され公園として開放されています。
近くに住んでいたので、昼前くらいになるとにごーーー っという轟音が響いていた頃が懐かしい。
跡地の再開発を巡っての選挙もあったのですが、このまま緑地として保持するという意見が多数を占めたことも話題になりました。
私も、是非ともこの空間を残して欲しいなーと思っている一人です。

ふとしたところにこんな遊び心がいっぱい
マウアーパーク。春らしい気候の日曜に行ったので、すごい人出でした。


蚤の市も良い感じですね。


人間も動物も、みんな日光を浴びるのが大好き。
緑と都会がほどよく共存し、みんながそこでのんびり過ごす。ゆったりした時間が過ごせることもベルリンならではですね。
久々にサッカー観戦も。(毎度のようにサッカーネタばっかりですね;^^)
ヘルタ対シャルケ戦、すごく良い席をプレゼントしていただいたお蔭で、広いスタジアムでも間近に見ることが出来ました!

ヘルタは勝利まであと一歩でしたが、原口選手のブンデス初ゴールもあり大盛り上がり。
とある日は、すごく素敵なレストランにも連れていっていただきました。
Facilというレストランなのですが、一つ星のお店とのこと…@@
どれもすごい豪華で美味しいお料理だったのですが、うう、写真が載せきれない……


そして、友人の美術家である上野友幸さんに、ベルリンの街中で写真を撮っていただきました。


落書きだらけの汚い感じ、好きです。
時間がある限りコンサートもたくさん行っておりますが、先日はアンドラーシュ・シフのハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの最後のソナタシリーズの最終夜へ。

ベルリンに来て以来、シフのコンサートはピアノの中で一番多く聴きに行っているかもしれません。
前半はハイドンHob.XVI/52、ベートーヴェンOp.111、後半がモーツァルトKV576、シューベルトD960という並び。既に前半だけでコンサート一夜が成り立ってしまいそうなほどの濃い内容のプログラムです。
ベートーヴェンの前には祈るような沈黙の時間、そして最後の音が終わってもしばらく手を離さず、拍手が湧いたのは1分ほどたってからだったでしょうか。特別な思いを感じられる時間でした。
ちょうどこのソナタを勉強しているところだったのですが、演奏が進むにつれて音楽のみに引き込まれていきます。まるで天から降ってくるような音にただただ浸る…
そして、今回のシリーズでは、ベヒシュタインのピアノを持ち込んでいたようですが、一番最後のシューベルトの始めの和音が響いた瞬間、あ、この為にこの楽器を選んだのかもしれない、と思うほど圧巻のシューベルトでした。
終演後、しばらく座席を立てなくなるほどの圧倒的な演奏会でした。近くで聴いていた友人、知人も皆同じような反応。一同、呆然としている様に笑ってしまいました。
ベルリンでのピアノのコンサートはこのリサイタルが最後。最後に相応しい、これを聴けて良かったと心から思える時間でした。
さて、いよいよラストスパート!!!
忙しい日々で目が回るようですが、友人の力も借りながら帰国準備頑張ります!!

地下鉄から見えた夕陽。もう次の日曜には夏時間が始まります。長い冬が終わり、いよいよ気持ちの良い季節が始まるという時にベルリンを去るのは寂しいですが、次回の渡独は秋頃の予定。
またその時が楽しみです。
京子
必要な手続き、荷物の整理片付け、コンサート、いろいろな人に会ってお別れをし、練習もしつつレッスンも…等々……怒涛のラストスパートです。
日々いろいろなことをしながらも、時間を見付けてはベルリンの好きな場所に行っております。
一部を振り返ってみます。
こまめにブログをアップ出来たらいいのですが、ついついサボりがちになってます;^^ どどんとまとめてのアップです!
テンペルホーフ空港跡の公園。ちょっと暗いですが…よく運動したり、黄昏たりしてましたw

私がベルリンに来た2008年秋はまだ空港として使用されていましたが、その後閉鎖され公園として開放されています。
近くに住んでいたので、昼前くらいになるとにごーーー っという轟音が響いていた頃が懐かしい。
跡地の再開発を巡っての選挙もあったのですが、このまま緑地として保持するという意見が多数を占めたことも話題になりました。
私も、是非ともこの空間を残して欲しいなーと思っている一人です。

ふとしたところにこんな遊び心がいっぱい
マウアーパーク。春らしい気候の日曜に行ったので、すごい人出でした。


蚤の市も良い感じですね。


人間も動物も、みんな日光を浴びるのが大好き。
緑と都会がほどよく共存し、みんながそこでのんびり過ごす。ゆったりした時間が過ごせることもベルリンならではですね。
久々にサッカー観戦も。(毎度のようにサッカーネタばっかりですね;^^)
ヘルタ対シャルケ戦、すごく良い席をプレゼントしていただいたお蔭で、広いスタジアムでも間近に見ることが出来ました!

ヘルタは勝利まであと一歩でしたが、原口選手のブンデス初ゴールもあり大盛り上がり。
とある日は、すごく素敵なレストランにも連れていっていただきました。
Facilというレストランなのですが、一つ星のお店とのこと…@@
どれもすごい豪華で美味しいお料理だったのですが、うう、写真が載せきれない……


そして、友人の美術家である上野友幸さんに、ベルリンの街中で写真を撮っていただきました。


落書きだらけの汚い感じ、好きです。
時間がある限りコンサートもたくさん行っておりますが、先日はアンドラーシュ・シフのハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの最後のソナタシリーズの最終夜へ。

ベルリンに来て以来、シフのコンサートはピアノの中で一番多く聴きに行っているかもしれません。
前半はハイドンHob.XVI/52、ベートーヴェンOp.111、後半がモーツァルトKV576、シューベルトD960という並び。既に前半だけでコンサート一夜が成り立ってしまいそうなほどの濃い内容のプログラムです。
ベートーヴェンの前には祈るような沈黙の時間、そして最後の音が終わってもしばらく手を離さず、拍手が湧いたのは1分ほどたってからだったでしょうか。特別な思いを感じられる時間でした。
ちょうどこのソナタを勉強しているところだったのですが、演奏が進むにつれて音楽のみに引き込まれていきます。まるで天から降ってくるような音にただただ浸る…
そして、今回のシリーズでは、ベヒシュタインのピアノを持ち込んでいたようですが、一番最後のシューベルトの始めの和音が響いた瞬間、あ、この為にこの楽器を選んだのかもしれない、と思うほど圧巻のシューベルトでした。
終演後、しばらく座席を立てなくなるほどの圧倒的な演奏会でした。近くで聴いていた友人、知人も皆同じような反応。一同、呆然としている様に笑ってしまいました。
ベルリンでのピアノのコンサートはこのリサイタルが最後。最後に相応しい、これを聴けて良かったと心から思える時間でした。
さて、いよいよラストスパート!!!
忙しい日々で目が回るようですが、友人の力も借りながら帰国準備頑張ります!!

地下鉄から見えた夕陽。もう次の日曜には夏時間が始まります。長い冬が終わり、いよいよ気持ちの良い季節が始まるという時にベルリンを去るのは寂しいですが、次回の渡独は秋頃の予定。
またその時が楽しみです。
京子
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